2011年11月23日(水) 午後15:00~17:00
講師:中澤寛将氏(青森県教育庁文化財保護課)
演題:考古学からみた古代・中世の環日本海地域ーロシア沿海地方と日本列島北部ー
場所:中央大学多摩キャンパス2号館4階 研究所会議室1
内容:古代・中世の日本海を挟んだ対岸地域には、靺鞨や女真をはじめとするツングース系諸族が居住していた。
この地域では狩猟・採集・漁撈といった自然資源に依存した生業のほか、農耕・紡織・窯業・金属生産など様々
な営みが行われた。本報告では、日本海対岸地域の考古学調査の成果を紹介するとともに、「生業」と「交易・
交流」をキーワードとして、古代・中世の環日本海地域における社会的・文化的景観について考えてみたい。
主催:中央大学共同研究プロジェクト「先史~古代環日本海地域史・交流史の再構築」
共催:中央史学会 考古部会・古代史部会